☆毎週月曜20:00からの藤岡藤巻YouTube配信は 歌ってしゃべって楽しいよ!
☆公式X(Twetter)は 藤岡藤巻ルームです

クラファン1

藤岡藤巻のフジオカです。

クラウドファンディングに、まあびっくりするくらいの応援をいただいて、本当にありがとうございます。

皆さまのコメントを全部読んで、自分でも意外なくらいプレッシャーを感じてしまいました。

もちろん、結局は楽しんで作ってしまうに違いないですけど、期待に応えないといかん、という思いは初めてです。

当初、藤巻君もフジオカも、クラファンには少々懐疑的だった言い訳をさせてください。

それはたぶん、フジオカはレコード会社、藤巻君は広告代理店で永く働いてた経歴のせいではないかと思われます。

二人とも、消費者に向いていて、それも出来るだけ大勢の消費者に向けて、「いかに買わせるか?」という仕事に従事してたワケです。

ですから、「良いものを提供する」というよりは、「とにかく売れるものを作れ」みたいな概念が大事でした。

すなわち、フジオカで言うと「音楽のクオリティより売り上げ」と思っていましたし、藤巻くんなんかもっと、「クライアントが売りたいんだったら、モノを選んでなんかいられない」という仕事ですからねー。

ですから、買ってくれる人は「ユーザー」とか、「ターゲット」とか呼んで、大量の有料宣伝やタイアップなどで、「とにかくこれを買ってれば良いんです」という、押し付けの姿勢だったですね(それでも、ほとんどは失敗するワケですが)。

もちろん、ネット革命がすべてを変えて、一人ひとりが自由に情報を得て、自分の好きなものを買うようになり、レコード会社は押し付けが効かなくなり、広告代理店はどう宣伝したらいいのか分からなくなり、構造的ジリ貧な時代が来ました。

つまり、「ユーザー」が消えて行って、「オシ」が主流になっていく転換期を目撃してるですね。

「オシ」は、個人的な価値観なので、外部からのコントロールが効かないから(素晴らしいことにね!)、自由だし、細分化されるし、個々が選べるから満足感もデカいし、良いことづくめの、真っ当な時代だと思います。

もう、大企業や、オトナの政治力で買わされる状況は終わって(一部、通販では生き残ってますが、あれは旧世代向けだぁね)、クリエイターと、買う人だけの、ピュアでWinWinな取引きの時代です。

「クラウドファンディング」という概念が、最初飲み込みにくかった理由が、まさに藤岡藤巻が「旧世代」だったからだと痛感しました。

まあ、「尾崎家の祖母・最終章」が、当該するだけの価値があるかどうかは面はゆい気もしますが、赤坂くんと藤岡藤巻自身が「これは面白い!」と思うものが出来れば、それが応援してくれた方たち(同じ感性を共有してくれてる?)に、ダイレクトに伝わるのではないかと信じております。

生まれて初めて、不特定多数にではなく、待ってくれている人に向けてのプロダクツになりますが、この際ですから、今までのキャリアやノウハウはかなぐり捨てて、最初に「尾崎家の祖母Part1」を作った、あの藤岡の部屋で寝転んでた3人の22才の若造に戻って遊びたいと思います!


ーーーーーーーーーーーーーーーー
サイトリニューアル前にいただいたコメント

たっきぃ 

藤岡さんこんにちは!
「尾崎家の祖母」楽しみに待っています。
。。。が、まだ音源になっていない名曲、(迷曲)たくさんあります!
これが最後の仕事なんて言わないで、ライブでしか聞けない曲もレコーディングしてください!!
特に。。。「やめよう盗作」
元曲が判らないくらいにアレンジして音源化しましょう!伝説を残しましょう(笑)
♪レリゴーレリゴー、ありのままでいいのかよー♪

藤岡藤巻の藤巻です。

また月末が来てしまった。

例によって書きたいことが何もない。

今夜も会食で少し酔っているから、それでなくても低下している思考が全く働かない。

ところでさっき「世の中の8割はどうでもいい」という本のネット広告を見た。

もちろん読んでいないが共感出来るタイトルだなあと思った。

皆さん是非読んでみて下さい!!

私は読みませんが…

藤岡藤巻のフジオカです。

映画音楽をああだこうだ言うのが大好きなんです。中でもダントツ好きなのは、巨匠ジョン・ウィリアムスです。

あと、アンドリュー・ロイド・エバーと、ハンス・ジマーと、アラン・メンケンと、ダニー・エルフマンと、伊福部昭が大好きです。

というと、専門評論家みたいですが、まったくマニアではないです。

そもそも映画が好きなので、音楽を評価しながら観てしまうクセ(職業病ですね)があって、自然に「ここの音楽はええな」「ここは手抜いてるな」とか思いながら観てます。

「映画」の良し悪しのプライオリティで言うと、「ストーリー」「CG」「音楽」「俳優」「映像美」「芸術性」っていう、アカデミー賞とかの真逆な視点ですな。

「面白くなかったら映画じゃない」「面白くなかったら小説じゃない」と同様に、「聴いてて楽しくなかったら音楽じゃない」と思いますね。

J.ウィリアムスは、もちろん「JAWS」で知りました。

「何じゃ?こりゃ」と思ってたら、すぐに、「未知との遭遇」「スター・ウォーズ」「E.T.」「インディー・ジョーンズ」で、映画音楽の効果に驚きました。

「スター・ウォーズ」の音楽は、当初別な作曲家で決まってたのを、ジョージ・ルーカスに親友のS.スピルバーグがジョンを薦めて、取り替えてアレになったという話です。

3人とも、すごいセンスですよねー。昨今の映画監督に見習ってほしいよまったく。

その後もジョンは、1978年の「スーパーマン」や、「ジュラシック・パーク」「ハリー・ポッター」と、大作のテーマを作ります。

ただ、大作に関わったというだけでなく、あまり興味がない人でも、「♪チャラランラン~」とか、メロディをすぐに鼻歌で歌えるのではないでしょうか?

フジオカが絶賛してやまないのは、そこの才能です。

オーケストレーションも、まあ見事にちゃんとしてますが、主題となるメロディがくっきりしてる。

師匠が、「West Side Story」とかの、レナード・バーンスタインだった影響でしょうか?

曖昧さや、芸術性とかより、単純に「良いテーマ・メロディ」を作ることに傾注してたのではないかと思います。

特に「JAWS」の、最初の2音ね。

あれでOKしたスピルバーグのセンスもスゴいけど、普通の天才だったら、サメっぽい怖いメロディを4小節くらいは作るよね。

なのに、音たった二個。

もちろんその後で、ホルンっぽい音でオーケストラが重なってくるけど、その部分も「果てしない海中」に泳ぎ回るように展開します。

そして、ジョンの凄いのは、くっきりした濃いテーマメロなのに、使い分けが出来るトコです。

「スター・ウォーズ」と、「インディ・ジョーンズ」と、「スーパーマン」は、いずれも景気のイイ勇ましい曲ですが、それぞれ取り替えると違和感が出る気がしませんか?(もちろん、映像の刷り込みは影響デカいですが)

「スター・ウォーズ」には、すぐに宇宙を感じさせるシンバルが強調され、「インディ」には、馬が走っているリズムを感じさせ、「スーパーマン」は、飛び立つ前の助走のイントロから始まります。

「E.T.」と、「ジュラシック」は、やや近いスローな曲ですが、前者はストリングス主体で、やはり宇宙の深淵の方を感じますし、後者はホルン系主体で、恐竜の巨体と草原を想起させます。

フジオカは、絵が見えるメロディが大好きなんですが、ジョンの映画音楽のせいかも知れません。

「ハリー」のテーマには、チャイコフスキーの「白鳥の湖」のパクリを感じますが、あのクラスになるともう安易な「パクリ」ではなく、世界観丸ごとのオマージュで、フォークや、Jpopや、フジオカの「パクリ」とは次元が違いますね。

「モーツアルトが、バッハをパクッてる」レベルですね。

知ってる限りでは、ジョンの駄作と思えるのは、1984年のロス五輪のテーマ曲だけです。

なんでこんなつまんない曲?と思いました。乗り気じゃなかったのか、映画音楽に特化した才能だったのか、興味深いところですが。

「ハリー・ポッター」の続編の「ファンタスティック・ビースト」では、テーマ曲だけのクレジットになっていて、本編はジェームズ・ニュートン・ハワードっていう、まあ今の売れっ子らしいんですが、聴き分けると面白いですよ。

「お!」とか思った部分が、ジョン・ウィリアムスが作ったトコです。

まあ、メロディの良い悪いは、人それぞれ判断が違うでしょうが、「濃さ」に関して言うと、ある物差しはあるように思います。

昨今は、あのディズニーですら、映画音楽に対して熱心でないようで(CGに力を入れ過ぎてんのかなー)残念な風潮ですねー。

まあ、観客自体が、あんまし気にしてないみたいだし。音楽なんて、鳴ってりゃイイっていう、サブスク時代の反映なのかも知んないね。

ーーーーーーーーーーーー

たっきぃ

藤岡さんこんにちは!
ミュージカル大好きじゃあないですか!!(笑)
ジョンウィリアムズは僕も大好きですが、かなり昔に酒の席で「JAWS」の話になったときにクラシック大好きの友人が、、、
ありゃあストラヴィンスキーの「春の祭典」の丸パクリだよなー!
ってせりふを思い出しました。
クラシックをまるで聞いたことないのでそうなのかと思いレコード借りて聞いたら、途中で寝てしまいました。(笑)
映画音楽といえば、、、プログレ大好きな私としては「ヴァンゲリス」はどうでしょうか?藤岡さんの見解を聞いてみたいです!

↑このページのトップヘ